ガンの処方箋
1、要旨
ガンにかかって、一般的な手術・抗癌剤・放射線の治療をされる人が多い。しかし、そのガンにかかった原因についてはなんの対応もしていないのが現状である。どうしてガンになったのか、再発防止対策はあるのか。そんな不安に対するひとつの考え方をカナダ人であるリズ・ブルボー著「ガン 希望の書」に記されている内容を纏めてみた。
2、ガンをめぐる心とからだの関係
肉体的な側面と、心理的な側面を関連づける方法をメタフィジックな方法と呼びます。
病気や不調は心の中に隠れている氷山の先端。この先端の下にはもっとずっと大きな氷山が隠れている。あらゆる不調は自分をほんとうに愛していないことに原因がある。自分を愛していないと、魂の本当のニーズを把握することができない。したがって、病気とは私たちの「内なる神」からの呼びかけであると考えられます。
病気が重篤であればあるほど「内なる神」からのメッセージの緊急性は高いと言えます。それは私達の魂からの「助けて!」という呼びかけなのです。私たちの魂は、私たちが自分のニーズに基づいて人生の計画をなしとげることを望んでいます。あらゆる病気、あらゆる不調は私たちの「内なる神」が使う最終手段なのです。「内なる神」は私たちの考え方が間違っていることに気付きなさいと言っているのです。その間違った考え方こそが、病気や不調を引き起こすからです。それ以前にも「内なる神」はたくさんの警告を発してきました。それは心理的なものであったり、肉体的なものであったりしたのですが、私たちはそれらをことごとく無視してきました。
3、心の傷とからだの不調
私達全員が魂に傷を負って生まれてくると思っています。それらの傷は5種類、「拒絶」による傷、「見捨て」による傷、「侮辱」による傷、「裏切り」による傷、「不正」による傷です。それぞれの傷は両親によって生まれてから7歳までの間に呼び覚まされます。「拒絶」による傷によって引き起こされる感情を強く抑圧することが、ガンの発生と深く関わっています。
あなたが誰かに拒絶されたと感じる時、あなたが自分自身を拒絶したと感じる時、あなたが誰かを拒絶したと感じるとき、あなたの「拒絶による傷」がうずき出します。そのメカニズムはきわめて精妙なので、それが起こったことに気付きません。「拒絶による傷」は自分と同性の親によって呼び覚まされます。
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