令和の時代
1、要旨
毎週発行されている「藤原直哉のワールドレポート(第1228号、2019年12月27日発行)」から一部を抜粋して以下に記す。
2、令和の時代
(1)平成の時代とは正反対のことが表われてくるだろう。例えば、年寄より若い人が大事にされる。少子化の反対で多産化の時代の到来。ルールに従うより、ルールを自分達でつくる。誰かの言うことに従うより、皆を巻き込む。都会より地方が素晴らしくなり、高層ビルより地面に近い空間に価値がある。平野より中山間地が好まれる。コンクリートで固めたインフラよりも自然地形を良く生かしたインフラが主流になる。ファーストフードよりスローフードに人気が出て、時は金なりではなくてスローライフが人生の豊かさとなる。輸出より地産地消、自給が大切にされる。スーパーやホームセンターより手作り品とか、一品ごとの専門家が大切にされる。教育も時間割に従って一律のプログラムをこなすより、その子に合わせた教育を充実。デジタルよりもアナログを大切にする。
(2)経済においてマネー資本主義は終了し、自然資本主義という段階に入っていく。
自然とは土地の風土や第一次産業や、そこに住む人の思いや能力です。たとえば砂漠だけれども人々が商売熱心ならその国は交易で栄えるでしょう。自然が豊かで人々が農業が得意ならその国は農業国として栄えるでしょう。交通が便利で水が豊富にあり、食料の調達が容易なところでは工業が栄えるでしょう。また人としての基本的な素養が整っていればどんな仕事でも良く働いて生活できるでしょう。精神性が高ければ芸術でもクリエイティブな仕事もできるでしょうし、手先が器用ならば工芸でもできるでしょう。
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