なぜ世界のお金持ちの35%はユダヤ人なのか

1、 要旨

 ユダヤ人にお金持ちが多いのはなぜなのかと疑問に思っていた。その理由が滝内恭敬著「なぜ世界のお金持ちの35%はユダヤ人なのか?」に書かれていたので、以下に内容を抜粋して記す。

2、 ユダヤ人の有名な成功者

 ユダヤ人は世界人口の0.2%ほどしかいないにも関わらず、なんと世界の大富豪の約35%がユダヤ人。また、ノーベル賞受賞者の約35%がユダヤ人です。

成功者の名を挙げると、Facebookのマーク・ザッカーバーグ、Googleのラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、Starbucksのハワード・シュルツ、投資家のジョージ・ソロスなど非常に多くの有名人がユダヤ人です。

3、 聖書はビジネス書でもある

 ユダヤ人はユダヤ教を信仰する民族であり、旧約聖書を熱心に学びます。幼少期から母親に聖書に基づく童話を読み聞かせてもらっており、ユダヤ人の成功の秘訣はその聖書にあると言っても過言ではありません。

4、 他力本願的な人生のすすめ

 他力本願的な人生とは、大いなる力と共同創造をすることで人生を実現する方法のこと。他力本願的な人生とは言っても、人間が何もしなくていいということではなく、ある程度の努力が必要です。他力は働くことで、自分の実力以上と言えるほどのミラクルを経験することができます。

5、 資本主義のルーツ

 資本主義のルーツはキリスト教のプロテスタントにあるのです。プロテスタントでは、神が与えた天職に励み、勤勉に働くことで、その対価としてお金が手に入ると考えます。つまり報酬は貢献度の質と量に対する通知票なのです。なので、お金をたくさん稼ぐことは素晴らしいことだと解釈します。お金そのものをゴールにするのは間違いであり、あくまでお金は人々により良い商品を安価で提供した結果であり、それは神の御心にかなっているという考えです。このようにプロテスタントによって資本主義と勤勉に励むという概念が生まれました。

6、 日本人は聖書に関係している民族

 日ユ同祖論が言われていますように、日本人の祖先にユダヤ人がいる。ヘブライ語と日本語が非常に似ているし、日本神話と聖書の内容が似ている。また遺伝子学的に見ても両者は近縁です。

 イスラエル支族の第一陣が日本に来たと言われているのは紀元前であり、神道と天皇制を形成したとされています。その人達は「大和民族」と呼ばれました。3世紀頃になると、第二陣として秦氏一族が日本列島にやってきました。秦氏はそれまで日本にあった神道を庶民のものとするために、各地に神社を作り、天皇家にも忠実に仕えたとされています。古代イスラエルの失われた10支族の王族だったエフライム族が日本に渡来したため、日本にだけ天皇制があると言われています。

 伊勢神宮の外宮には豊受の神が祀られています。豊受の神はアメノミナカヌシであり、創造主ヤハウェのことです。内宮に祀られている神は、今では天照大御神ですが、7世紀以前はタカミムスヒが祀られていました。タキミムスヒとはイエスキリストの別名と言われています。

 現在、日本全国には8万を超える神社がありますが、そのうち稲荷大社と八幡宮が9割を占めています。イエスの十字架の上には「INRI」という文字が刻まれています。これは「イスラエルの王、ナザレのイエス」という意味です。当時の日本には「ん」という音がなかったため、NがNAになりました。そこで「INARI」、つまり稲荷大社が誕生しました。一方、八幡宮は秦氏が作った神社であり、秦氏はヤハウェを崇拝していましたので、「ヤハウェ×秦=ヤハタ=八幡」となり、神仏習合の後に仏教的な読み方のハチマンになったのです。

7、 創造主は地上をよりよくすることを願っている

 創造主は私達にお金・仕事・知識・知恵・才能・健康・情熱・愛などのあらゆる資源を提供してくれるのは、創造主の目的を達成するためです。起業の目的も「世の中のお困りごとを解決し、人々を救済すること」であるべきです。

 聖書において、創造主から私達に命令していることは、①喜ぶこと、②祈る事、③感謝することです。また、他人のようになろうとするのではなく、より自分らしくなれば良い。また、誰でもできるようなことをするのではなく、あなたしかできないことをしなさいと聖書は教えています。さらに、どれだけ険しい道でも創造主は勇者を喜んで応援しますと聖書に記されています。

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